長い旅(ルパン三世)

□第6話
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「でっきた〜!」

アジトに戻った私は今、次元ちゃんの手当てを終えたところだった

本当申し訳ないです、はい

次元「怪我させた奴に手当されるってのは変な感じだが、ありがとな」

怪我の原因の私に笑ってお礼を言う次元

「次元ちゃんからの感謝の言葉なのに罪悪感ェ・・・

まさかあんなに動けるとは思わなかったから、ごめん!」

次元「おいおいよしてくれ、あんたの腕が凄かったってだけだ」

「優しい次元ちゃん〜!私が絶対守るから!」

絶対に、ね

次元(なんか複雑だな・・・)





次元の手当も終わり全員リビングに集まった

しかし、いろいろありすぎて疲れたな・・・

まあこのメンバーを見るだけで癒されるけど

ルパン「体術が強いってのはわかったけどもよ、やっぱ危ないよな」

次元「近距離戦で武器もないとなるとな」

確かに相手が何か持ってたら近距離戦だと危険だ

五エ門「何か護身用で持たせるのか?」

「なら拳銃がいい!撃つの憧れなんだよ〜!」

ルパン「なら次元ちゃんにあ〜んな事やそ〜んな事まで教えてもらいなさいな」

次元「変な言い方するんじゃねぇ!

俺は構わないがこいつが」

「次元ちゃんでお願い致します」

私は次元ちゃんのセリフを遮って即答した

次元「・・・だと思ったよ

それじゃ、明日から始めるか」

「うん!」

あの次元ちゃんから銃を教わるなんて幸運すぎる!

「あ、でも怪我してるし明日って早いんじゃ・・・」

次元「こんくらいの怪我で銃が撃てねぇようじゃ、ガンマンの風上にもおけねぇよ」

「さっすが次元ちゃん!」

ルパン「そんじゃ決まりってことで!

名無しさんちゃん、今日はいろいろあって疲れただろうから、もう休みな」

あら、気付かれてた

「じゃあ、お言葉に甘えて」





私は最初寝ていた部屋を借りることになった

「あれ、私のバッグだ」

机の上に私のバッグが置かれていた

一緒に持ってきてくれたんだ

「中に何入れてたっけな・・・

財布、眼鏡ケース、ノート・・・おっ、携帯発見」

この世界で何の機能使えるんだろ

私はそう思い、いろいろなところを開いた

結果・・・

「電話、メール、インターネット、カメラとアルバム・・・ね

まあでも基本的なことさえできればいいかな」

インターネットの制限は私の世界にしかないことは検索できない、って感じだな

だがしかし、カメラ機能が残ってるのは嬉しい

なぜなら・・・

「これでルパン一家の写真がたくさん撮れる!

私もルパン達も記念になって一石二鳥!ってね」

これはもう明日から撮るしかないな、フフフ

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