長い旅(ルパン三世)

□第5話
1ページ/1ページ

いやぁしかし、本当にルパン一味に入っちゃったよ

信じられないことが起こりすぎて追いつかん・・・

次元「そういやお前さん、体術が得意だとか言ってたな」

「まあ普通の人よりはできると思う」

習い事でいろいろとやってただけだけど

ルパン「それじゃあちょっくら実力比べといきましょうかね

俺はパス」

次元「はぁ?なんでだよ」

ルパン「だぁってこんなに可愛い女の子に手ぇあげるなんて無理っしょ」

次元「女の子って歳じゃねぇだろ」

「その通りだけどなんか癇に障る」

ルパン「次元はどうよ?お前も結構いけなかったっけ」

次元「俺もパス」

ルパン「じゃあ五エ門だな」

五エ門「断る

女子に手荒な真似はしたくない」

「私のこと女だと思わなくていいのに」

ルパン「そういうわけにもいかないのよ」

ルパンがそう言うと皆一斉に私の胸の方を見た

「オイコラどこ見てんだ変態共」

というか自分で言うのもアレだが、この世界に来てからスタイル良くなった気がする

不二子には負けるけど

「じゃあもう指名します!

次元ちゃん!」

次元「はぁ!?俺かよ・・・」



私達は適当に広く人がいない場所へ向かった

指名したのはいいけど正直負ける気しかしない

ルパン「ルールは単純、相手を倒したほうの勝ち

武器は使っちゃダメだぜ」

「了解!」

次元「ガンマンに武器使うなってか・・・」

五エ門「引き受けたからには全力で挑め次元

いざ、始め!」

五エ門の号令と共に私は次元のほうへ向かって走った

そこから決着は早かった

気づいたら木に叩きつけられている次元

五エ門「やめいっ!」

「っ!」

五エ門のストップの声でハッと我に返った

私は号令の直後無意識に戦っていた

ルパン「こりゃすげぇや・・・次元を蹴り一発で吹っ飛ばすとはな・・・」

「い、一発!?

もしかして、強くなってる・・・?」

てことはトリップして強くなったんだ!ご都合!

これで皆に迷惑かけないで一緒に戦える!

「ってあれ?次元ちゃん?

あああ!次元ちゃぁあああん!!!」

やばい、本当に戦ってた時の記憶があやふやだ

私は次元が吹っ飛んだ木まで走っていった

「だだだ大丈夫次元ちゃん!?」

次元「いっつつ・・・なんとかな」

「よかった・・・!」

私は最初にあった時とは違い、そっと抱きしめた

次元「全く、戦った相手の心配なんかしやがって」

といいつつも心配されたのが嬉しかったのかやられたのに笑みを浮かべている

ルパン「いや〜お見事お見事!」

五エ門「うむ、見事な戦いぶりだった

無事か次元?」

次元「あぁ、なんとかな

しっかしこりゃ自信があるってレベルじゃねぇぞ」

ルパン「次元が銃のプロ、五エ門が剣術のプロなら、名無しさんちゃんは体術のプロってとこだな」

「いやぁそう言われると照れるわ〜

というか次元ちゃん手当てしないと!私に任せて!」

早く次元の手当てをするために私達はアジトへ戻った

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ