長い旅(ルパン三世)

□第3話
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「・・・ん」

天井・・・何で寝てるんだ?

あ〜空から落ちる最中に気絶したパターンですね、はい

さてさて、生きてる?ということは誰かが助けてくれたのかね

起き上がり状況を確かめようとした時、隣から声が聞こえた

次元「ん、起きたか」

・・・思考緊急停止、再起動します

紺色帽子とスーツ、アゴヒゲってまさか・・・

いやいやそれはないって!!!

大好きなキャラクターが私の目の前にいるとかありえないって!

いや空から落ちるのもありえないっちゃありえないんだけどさ

次元「起きた途端百面相してやがる・・・

おいルパン!目ぇ覚めたみたいだぞ」

ドアのほうに大声で呼びかけるスーツの男

待ってここに全員集合してる感じ!?

ドアが開き、赤ジャケットの男と袴姿の男が入ってきた

ルパン「お目覚めのようだな、空から降ってきたお姫様」

五エ門「変な言い方はよせルパン」

揃っちゃったよ!!!

やっぱりこの3人って・・・

「ルパン三世、次元大介、石川五エ門・・・?」

ルパン「ん?俺達のこと知ってるのか?」

ほ、本物だ・・・

本人だとわかった瞬間、次元ちゃんに抱きついた私

3人「!?」

度肝を抜かれたように驚く3人

特に抱きつかれている次元は少し照れながらも困惑している

「まさか人庇ったらこんないい事あるなんて思わない!

ありがとう神様ー!次元ちゃんかっこ可愛いー!」

次元「おっおい・・・!」

次元に無理矢理引き剥がされた私

だがまだ喜び足りない

「じゃあルパン!」

ベッドから立ち上がりルパンを抱きしめる

ルパン「うひょー!こんなかわい子ちゃんに抱きしめられるなんて感激ー!」

ルパンもお返しにと抱き締め返してくれた

「やったー!抱きしめ返されたー!

さあお待たせ五エ門ちゃーん!」

ルパンの元から離れると五エ門にも抱きついた

五エ門「やっやめんか!」

といいつつ2人の倍照れている五エ門だった





「はぁ〜・・・もう死んでもいい」

既に死んでるけど

最後は次元の腕に抱きついたまま余韻に浸っている私

反対にルパン以外は疲れきっていた

次元「全く・・・なんなんだこいつ」

そうだった、何も言ってなかった

と思い次元から離れる

「自己紹介が遅れました

私は名無しさん、日本出身、20代、身長165cm、体重・・・」

次元「そこまで聞いてねぇっての!」

ルパン「名無しさんちゃんか、いい名前だね〜」

五エ門「ルパン、どうする?」

ルパン「どうするったってよ〜・・・」

「斬っちゃうの?五エ門」

ルパン「斬っちゃうの〜?五エ門」

私の問いかけを真似してルパンも五エ門に聞いた

五エ門「そんなことはせん!だが何故か拙者達のことを知っている

何か裏があるのでは・・・」

「そんなことないって!

いくら女性に騙されやすい君達でも私は大丈夫だって!」

ルパン「その言葉刺さるぜ〜・・・」

五エ門「拙者は女ごときに騙されはせん」

次元「同じく」

いやいやどこがだよ

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