長い旅(ルパン三世)

□第2話
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「いや何でぇえええええ!?」

おかしいだろ!何故スカイ!?

あんな名誉な死に方したのにこのザマ!?

てかこれ大丈夫?もう1回死ぬ?

感覚的に夢じゃないことは確定なんでもう考えるのやめよう、今するべきことはそんなことじゃない

今するべきことは・・・

「たーすーけーてぇえええええ!!!!!」





銭形「待てー!ルパーン!」

手錠を持ち、相手の名前を叫びながら追いかけているコートの男

銭形警部だ、その後ろには大量の部下がいる

ルパン「相変わらずしつこいね〜!とっつぁ〜ん!」

次元「おいルパン!このままじゃキリがねぇぞ」

大きな布袋を背負いながら走る赤ジャケットの男と、黒い帽子とスーツの男、そして袴姿の男

この3人はそれぞれルパン三世、次元大介、石川五エ門だ

ルパン「五エ門!頼むぜ〜」

五エ門「うむ

てぇいやあああああ!!!」

五エ門の愛刀、斬鉄剣を振り回し周りのものを斬る

すると根元から斬られたものは銭形達の前に崩れ落ちる

五エ門「またつまらぬものを斬ってしまった」

言い終えるとそのままルパン達を追って逃げた

銭形「こんの・・・ルパーーーン!!!」





銭形から無事逃げたルパン達は一旦路地裏に逃げ込んだ

ルパン「ふぅ〜、やっと諦めたか〜」

次元「しかし今回は大量だな」

布袋を見ながら満足そうに言う次元

ルパン「そりゃあ超有名な銀行なんだからこんくらい当然よ」

次元「フッ、それもそうだな」

仲良く今回の仕事の話をしていると小さいが声が聞こえた気がした

五エ門「む?」

ルパン「五エ門、お前も聞こえたか」

次元「まさかとっつぁんか?」

ルパン「流石に早すぎるだろ〜」

そんなことを話しているとまた聞こえてきた

今度は先程より大きく聞こえた

五エ門「まただ!・・・上か!」

次元「上だぁ?誰もいねぇぞ」

ルパン「ん〜・・・?」

ルパン達が目を凝らして空を見ていると、すごい速度で何かが落ちてくるのが見えた

そして

「助けてぇえええええ!!!」

次ははっきりと言葉が聞き取れた

ルパン「ひ、人ぉ!?おっおいおい次元どうするよ!?」

次元「おおお俺に聞くな!」

五エ門「落ちてくるぞ!」

誰が受け止めるか目線で相談したが位置的に次元が受け止めることになってしまった

ルパン「もーちょい右だって!もーちょい!あーもー行き過ぎだってばさ!」

次元「うるせぇ!っうお!」

人を受け止めることに成功はしたがその勢いで思い切り倒れた

次元「いってて・・・」

五エ門「大丈夫か次元」

ルパン「あーあー・・・あららぁ?女の子じゃないの」

上から落ちてきたのは気を失った女性だった

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