Truth
□第6話
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3人で中に入る。
『結構広い。』
「余裕で3人で寝れるな。」
「もう日が暮れそう…火起こさないと。」
気付くと太陽は真っ赤になっていた。
ベルトルトはなれた手つきで火を起こし始める。
ボッ
『火つけるの早いね。』
「俺たちは山奥で育ったからな。これくらいは普通だな。」
「今度教えてあげよっか?」
『うん!知りたい!…』
何で今思い出すんだろう。
3人でいて楽しかったじゃん。
こんなの違ったらいいのに。
間違いだったらいいのに。
「よし、飯にするか!」