リクエスト小説
□嬉しいような?
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とうとう、正月が来てしまった…
?「名無し〜♪大好き〜」
と言って抱きついてきた
まぁ、いつもの事なのだが…
『お姉ちゃん…苦しい…』
そう、うちのお姉ちゃん、眞衣は世に言うブラコンなのだ
もう、毎日こんな感じなので慣れているが
今日から天国のような地獄のような日々が始まる…
すると、
ピンポ〜ン
?「名無し来たよ〜」
?「名無し君、久しぶり〜」
『お久しぶりです…』
?「もう、照れちゃって」
『照れてません』
と弄ってくるのはまいまいの妹、まいやん
?「私は名無し君に久しぶりに会えたから嬉しいな///」
『えっ?///』
と言ってくれたのは、まいやんの姉、まいまい
2人とも僕の従姉妹です
しかも、2人とも名前が麻衣なのであだ名で呼んでいます
眞衣「何照れてるのかな?(まいまいやるな…)」
まいやん「本当だよ、照れちゃって(まいまいずるい)」
まいまい「名無し君も私に会いたかった?」
『は、はい///』
まいまい「///(か、かわいい…)」
まいやん「…(ずるいよ)」
眞衣「私という姉がいながらなに言ってるのかな?」
『どういう意味だよ(笑)』
そう、お察しの通りこのお2人も僕の事が好きなんです
実際嬉しいですよ、とっても美人だし
ただ、この3人が集まると必ずケンカになるんです
まいやん「そんな怒らなくてもねぇ(ナデナデ)」
『//////』
まいやん「あ、照れてるぅ〜」
眞衣「…」
まいまい「まいやん…」
『て、照れてないですよ』
眞衣「ちょっとお2人さん…うちの弟に色目使うの止めてもらえません?」
まいやん「いいじゃん、久しぶりなんだし」
まいまい「それに、まいちゅんは毎日会ってるでしょ」
眞衣「そ、それは」
あらま、言うことが無くなっちゃった
そうだ、この間に逃げるとするか
と思って逃げようとした時
3人「名無し (君)」
眞衣「どこに行くのかな?」
まいやん「逃げたら…」
まいまい「分かってるよね (ニコッ)」
『(ドキッ!)』
なんでこういう時は仲良く息が合うんだよ
眞衣「そこに、正座して待ってて」
『えっ?』
まいやん「早く!」
まいまい「少しだけ我慢してね」
『…』
結局、正座しました
果たしてこれからどうなる事やら…
すると、2分後
眞衣「ねぇ、名無し、これから私たち3人の中から1人だけ選んで」
『はぁ?』
まいやん「名無しが選んでくれた人が一緒に出かけられる権利をもらえるから」
『いやいや、3人で出かければよくない?
そもそも、俺の意思は』
眞衣「ない」
『チ───(´-ω-`)───ン』
まいまい「お願い!選んで!」
まいやん「お願い!」
眞衣「お願い!」
そこまで言われたら流石に断れないので
『じゃ…』