リク込み長編

□ロウソクの灯(アカシ・第2章
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《外の空気 》由依side

外に出よ、そう誘えばしぶしぶ・・・っていうか嫌々頷いた

もう長くして外を歩いてないやろうから・・・1回でええから久しぶりに散歩したいねん

家に閉じこもるようになってからずっとパジャマ姿やったけどさすがに気にするらしい

別室に入って着替え始めた

久しぶりに遥香とお出かけ。そう思ったら自然と顔がニヤけてきて、きっと今のあたしは犯罪者面

「出来たー?っぐっ!!」

前まで裸みても怒らんかったのに・・・

なぜかクッションを投げられて目を隠される

「なっ?!はる」

「まだもうちょっと待ってて」

その遥香の声は震えててまた悪いことをしたかと自分に腹がたつ

それから二、三分して新鮮な遥香の私服姿が見れた

スタイルはええんやから何来ても様になる

色んな服来たらええのに・・・

「ごめんごめん・・・行こっか?」

さっきはあんなに眉間にしわ寄せてたくせに・・・

にっこり微笑んで手を差し出してくる

そう・・・あたしは

この笑顔が大好きやねん
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