リクエスト作品
□依存者
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ぱるるside
私はきっと・・・
依存しすぎてる。
由依がいないと何も出来ない。由依を頼りすぎて由依がいないと不安で・・・
仕事の帰りが遅くて、次の日になってしまう時もある
そんな時は寂しくて、悲しくて不安で辛くて・・・。
由依を求めれないぶん、自分で自分をあやす事しか出来ない
快感なんてものはなくてただ虚しさが後を占めるだけ。
「由依っ」
玄関の扉が開く音がすれば涙を目に溜めたまま、疲れてるであろう由依に抱きつく
「ただいまー。どうしたん」
かばんと袋を床に置いて背中と頭をリズムよくさすってくれる
まだ自分は一息もついてないのに・・・。
「由依が欲しい・・・」
そんなわがまま言えば困ったような顔して強く抱きしめ返してくれた
「あたしはもうぱるるのもんや・・・。」
「それでも不安なの・・・」
別に由依の体が目当てな訳じゃない
ただ、愛したい。
愛情なんてものはそう簡単に伝わるものじゃなくて卑怯なまねでしか由依に愛情を伝えれない
由依の幸せそうな顔で私の気持ちが和んで由依の笑顔が私に元気をくれる
由依がいれば気持ちが落ち着いて幸せになれる
私の人生には由依は必要不可欠な存在なんだ
「っぱるる・・・///」
私の腕の中で鳴く由依はきっと、いっときの幸せなんだ。
でも私は・・・
一生をかけあなたを求めてしまってる。
だめだめな依存者。