リクエスト作品

□馬鹿と塩
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りっちゃんside

塩対応なんて言われてるぱるるさんも・・・

家に帰れば、こんなに甘えてくる

「ちょっ、ぱるるさんどいて」

「別に邪魔してないし・・・」

雑誌を読んでたら猫みたいに雑誌と私の間に入り込んでくる

「もう、ぱるるさん邪魔」

「本当に邪魔・・・?」

うっ

そんな上目遣い辞めてくださいよ・・・

「分かった」

そう言って立ち上がろうとするから、腰に手を回してぎゅっと抱きしめた

「行かないで・・・下さい」

「邪魔したくないもん」

そう言ってニヤニヤ笑ってる

ほんと、この人には私の取り扱い方を把握されてるから・・・

「いじわる」

「かわいい」

ふふって笑って私の隣に腰を下ろした

「誰が知ってるんでしょうね」

誰ともなしにぽつりと呟いたらばるるさんの口角が更に上がった

「秘密がいい?」

そんなこと言われて、耳にフッーっと息をかけられる

「っ別に私はどっちでも・・・」

「秘密の関係も・・・またいいかもね」

クスクスわらったぱるるさん

何考えてんのか全く予想のとれない気まぐれ猫は

私の好きな人で彼女でもあります。

振り回されちゃうことも多いけどて

それでも大好きな人だから。

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