リクエスト作品

□はんなりも・・・
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アキチャside

「お願い!な??いいだろ??やったー!!」

半場強引に・・・って言うか強引にヲタが話を進めていく

ウナギはというと飽きれたように大きなため息をついた

「あーもう・・・しゃーねえな」

こんな大声で何を決めていたかと言うと、休日のホルモンを食べる場所

いくらヤンキー校とは言え休日ぐらいはあってその日は学校に入れないから

その日は集まらない、とか焼肉屋に行く、とか選択肢は他にもあったんだけどなぜかウナギの家になったわけだ

「あーじゃあさ、おたべも誘わねえか」

どうしてここでおたべが出てきたのか分からんが、バンジーはなにかとおたべの事を気に入ってるからか?

「お!いいんじゃねえか?そうしようぜー」

こうしてウナギの許可も等の本人おたべの許可も得ず休日のホルモンが決まったのだった。

おたべ「ックシュン・・・風邪かな・・・?」

青い空を見上げたおたべがどこか不思議そうに首を傾げた。

────────
「ちょ、ちょっと!なんやねん!」

これまた強引におたべの手を引いて現れたバンジー

「連れてきたぜ」なんて誇らしげで・・・

「なんでバンジーらジャージなん?今日休みやろ・・・?」

ちょっと声が荒れてたおたべもいつもの、クールかつ冷静なおたべに元通り

「そういうおたべもなんで私服なんだよー、ホルモン焼く時はジャージって決まってんだろ?」

「いや知らんし」

関西人故の鋭いツッコミがヲタに突き刺さった

「まあいいや、行こーぜ」

「え?は??ちょっ」

────────
家に上がった途端、もう観念したのか大人しくカーペットに正座したおたべ。

「いやいや、客なんだからさリラックスしていいんだぞ」

ウナギの言葉に少し微笑んでから足を崩した

その微笑みが予想以上に可愛いくて、ドキッとしたのは私だけじゃないだろう・・・

そして、ウナギの持ってきたホットプレートとお肉が入ったスーパーの袋をみて目が光り輝いたのだった。
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