オリジナル小説
□とある魔女の物語
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ある日目が覚めると
見覚えが全く無いのに
何故だか物凄く懐かしく感じる部屋にいた
頭の中で混乱していると
扉を軽くノックする音が聞こえ
「お姉ちゃん、起きてるー?」
と、見た事も無いのに
何故だか物凄く懐かしい人物が
部屋の中に入って来た
「珍しいーもう起きてたんだ」
部屋に入って来た人物がそう言うと
「私だってちゃんと起きれるんだからねー」
と、自分の意志とは関係無く
唇が動き、言葉を発した
「ハイハイ、もうすぐご飯だよ」
「分かってる、今、着替えるから」
その後も日常ではありがちな会話を繰り広げ
身体も自分の意志とは関係無く動き
身支度を済ませ、1階へと移動した
そこには両親らしき人物がおり
皆で食卓を囲んだ
その後も、その家族での
幸せだった場面が
目の前に繰り広げられ
私自身も幸せを感じ初めていた
その時だった