長夢〜願いはたった一つ〜


□私は選ぶ
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とりあえず仙台城の中の広間に移動した私たち。

平助くんたちからお千ちゃんの奪還と山南さんの最期を聞いて、私たちのことも話した。

「・・・秋月・・・。俺たちのために悪かったな・・・。」

『何言ってるの。平助くん。千鶴ちゃんを守ってくれてありがとう!!二人が無事で本当によかったわ!!』


「まさか、羅刹を元の人間に戻せるなんて・・・」
お千ちゃんと風間さんは驚いていた。



『じゃぁ・・・・・』

私は左之助さんを見る。左之助さんは優しく見つめ返してくれて頭を撫でてくれる。

「あぁ。」




かぐや・・・・お願い・・・・・



私は眼を閉じてかぐやに話しかける。


次に目を開けると・・・


「ふぅ。やっと出てこられた・・・久しいな。」

私はかぐやに身体を預けた。
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