長夢〜同居人はイケメン君!〜

□03 まさか
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朝起きたらご飯に玉子焼き、味噌汁が準備されていた。

携帯を見るとりんさんから

仕事にいくね!ご飯よかったら食べて!入学式遅刻しないでよ!?

とメールが入っていた。

昨日もそうだがなんだ?入学式なんかあんのか?

そう思いながらもりんさんが準備してくれた朝飯を食べた。


いいな。こういうの…うまい。


朝飯を食べて準備して新八に連絡する。

入学式はお昼からちょうどいい時間だろ。


新八といつもの場所で待ち合わせる。

そして女友達の美優と愛美が寄ってきた。
「さーのー!!新八ー!」

「愛美。美優。」

「よぉ!二人とも!」


俺の腕に絡みついてくる愛美。何人かいる女友達の一人だ。
可愛らしい顔に豊満な胸。一般人以上芸能人未満ってとこだな。

美優はどちらかと言えば綺麗な顔立ち。

二人は読者モデルをやっている。

新八と4人でいつもいる。

周りから見ればカップルがいちゃいちゃしてるように見えるがそうじゃない。体は合わせるが彼女じゃない。
愛美にとっても俺は彼氏じゃない。

そういう関係だ。


4人でホールに向かう。

「なんでも今年は珍しく服飾学部が新しい講座開くらしいよぉ!」

「へぇ。そうなのか。」

「私ちょっと興味あるなぁ!」

「美優はそっち希望だったもんな!」

「まぁ男の俺たちにゃ服飾学部の講座は関係ねぇなぁ…」
と笑う新八に俺も同意する。

「だな。今年はどうすっか…」

「あたし、左之と同じ講座ー!」

「おいおい。」

談笑しながらホールに向かう。
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