長夢〜志 あなたと共に〜

□大忘年会
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今年も一年が終わろうとしている。


私たち新選組は総出で夕方から始める忘年会の準備をしている。

ドタン、バタン

『大丈夫かな・・・なんか嫌な音がするね。』

「はい・・・。」

酒のつまみを大量に準備する私と千鶴。

広間の仕切りを取り外し、宴会の準備をしているだろう音が遠くから聞こえてくるがなんか不安な音。

『まぁ、いっか。あっ、千鶴これ味見して!!』

「ん・・・おいしいです!!」

千鶴の満面の笑みをみて私は心の中で叫んだ。

かわいいーーーー!!



そして宴会の食事の準備が終わるころ近藤さんに呼ばれる。

「日暮くん。いいか?」
『どうしました??近藤さん。』

私は千鶴を置いて近藤さんに近寄る。

「・・・で、そう・・・あぁ。頼まれてくれるか?」

『近藤さん。それいいですね!!!任せてください!!!』


近藤さん!!貴方最高ですよ!!


「じゃぁ、広間で待ってるから頼んだよ!」

『はい!!』

私は近藤さんに満面の笑みを送る。


近藤さんが去った後・・・

『さっ!!千鶴!!私たちも準備しにいくよ!!』

「はいっ!!広間ですね?」

『ううん!私たちはこっち♪』

千鶴の手を引いて広間とは逆方向に向かう。
千鶴はきょとんとしながらも私に引っ張られていく。


あーーーー!!楽しみ!!!
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