長夢〜同居人はイケメン君!〜
□07 仕事とはこういうもの
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次の日起きたら自分の部屋で・・・
リビングに下りると左之くんがトーストと目玉焼きを作ってくれていた。
「お、早いな?しっかり寝れたか?」
『左之くん、おはよー。昨日もしかしてあのまま寝ちゃった??』
「あぁ。悪いと思ったが部屋入っちまった。」
そういいながら私の分の目玉焼きもよそってくれる。私はそれを受け取りテーブルにもってく。
『うぅん。ごめんね?重くなかった??』
「全然。とってもいい抱き心地だったぜ?」
ニヤッ昨日のことを思い出すような顔をする左之くん。
『う、意地悪だ。』
そういって私はコーヒーを口に含みごまかす。
「次は添い寝してやるよ!」
『!!ッッばか!///』
「わりいわりい。」
ハハッと笑う左之くん。
もう!!お姉さんドキドキしちゃうじゃないか!!!
まったく。
二人そろっての朝ごはん。久しぶりだ。
『今日は大学ある?』
「あぁ。今日は2限からだな!」
『そうなんだ!私も今日は大学で作業があるんだけど・・・お昼以降は暇かな?新井さんたち。』
「ん?今日は皆2限だけだと思うけど?」
『そう、ならちょうどいいかも。今日、デザイナーの子が来るんだけど・・・新作の衣装のチェックなのよ。新井さんとか気になってたからよかったら一緒に見るかな?って思ったんだけど・・・。』
「そうか。喜ぶぜ?美優のやつ。いっとくよ!」
『なら14時に服飾学部の教室401に来て!あ、でも私仕事の顔だから覚悟しといてねって言っておいて?』
「わかった。」
私は左之くんを見送ってから午後からのチェックのためにまた少し仕事部屋で仕事をしてから大学に向かった。