長夢〜同居人はイケメン君!〜
□06 ライバル多め
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日曜日俺とりんさんは道場を訪れた。
『勇さん!!』
「おっ、りんか?懐かしいなぁ!!」
『本当だね!挨拶が遅くなってごめんね?』
「いやいや、しょうがない。そんなことは気にするな。原田君とも仲良くやってくれているようでよかったよ。」
「おかげさまで。」
俺も挨拶してそのまま荷物を置いた。
すると俺たちの姿をみた総司が飛び掛ってくる。
「りんちゃん!!?」
『総ちゃん!!?うわっ!いい男になって〜〜〜』
りんさんに飛びついた総司にりんさんは目を丸くしながらもその姿に喜んだ。
「おいっ!!総司!りんに飛びつくな!!」
「うるさいな、土方さん。嫌じゃないよね?りんちゃん。」
『うーん・・・嫌っていうか重い?』
くすくすりんさんは苦笑い。
土方さんは総司を引き離す。
『歳さんも大学ぶり!全然会わないけどね。』
「そうか!歳とりんは同じ職場か!!」
「あぁ。同じ講師だな。だがあそこはでかいから中々あわねぇな。」
『そうねー!その割には左之くんたちとはよく会うけど。』
背が高いから見つけやすいしね?と俺に向かって笑う。
その後は新八も来て色々雑談。
総司は同じ大学なのにりんさんが講師で来たこと知らなかったらしい。
入学式サボった罰だな。
俺と新八は土方さんの講座を希望したことを報告した。