想定の国のアリス
□エピソード7
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(さぁ、アリス。我らと終わる事の無いお茶会を再開する事にしようか…)
「…私はお茶会に参加する気で来たのでは無いわよ?」
(細かい話は…アトアト!早く始めよう♪始めよう♪)
アリスの話に聞く耳を持たずお茶会を始める者達。アリスは戸惑う一方向こうは…
(…楽しんでる〜♪アリス〜♪もっと遊ぼう♪遊ぼう♪)
「…貴方達の名前は?」
(そんなもの我らにはないさ。呼ぶ輩がいないからね?さぁ、楽しもうではないか!)
「…面倒ね。なら、私がつけてあげるわ!!」
「私は帽子を被った人を『マッド・ハッター』と想定するわ!」
「続いて、私は茶色の兎を『三月兎』と想定するわ!」
「最後に、私は寝るか起きてるかわからないネズミを『眠りネズミ』と想定する!!」
「…文句は受け付けないわ!!!」
(フフフ…ハハッ!!!やはり面白い。さすが我が認めたお嬢さんだよ!)
(楽しくなってきた〜☆ミねぇねぇ、もっとも〜っと遊ぼう♪遊ぼう♪)