想定の国のアリス

□エピソード7
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チェシャ猫に教えてもらった道をたどりやがて見えてきた一筋の光そして聞こえてくる笑い声。

こんな夜中に森の中で何をしているのかと不思議に思うアリスでしたが他に行く宛も無くそっと勇気をだし光が漏れる場所へと足を踏み入れたのでした。

「…お邪魔、するわ……」

(おやおや?可愛らしいお嬢さんどうしたのですか?我々は今まさに〔お茶会〕の真っ最中良ければ一緒に?)

(…仲間が増えるのは嬉しいねぇ〜♪おいでよ、一緒に遊ぼう♪遊ぼう♪)

(…ン、ムニャ……イラッシャイ……ムニュ…ン……)

不意の歓迎にビックリしたアリスでしたが自分はチェシャ猫に教えてもらいここに来たと伝えようとしたのですが…

「…あの、私…チェシャ…」

(さぁさぁ、お嬢さんここにお座りなさいな♪立ち話もなんですから、今、お茶を用意しますよ…)

アリスの言葉を聞く耳を持たずお茶会の席に座るようにと諭す男。笑いながら早くと急かす茶色のウサギ。寝てるのか起きてるのか曖昧なネズミ。

アリスが踏み入れたお茶会とは…
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