虚無ノ欠片

□第弐話
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いつもの様に日課を済ませ遥斗と朝食を食べ学校に着き席に座ってHRが始まるのを待っていたけれどいつものHRとは違い担任の幸地先生の後ろには不思議な瞳をした一人の少年が立っていた

幸「はい、皆さん今日は転校生を紹介するよ。5月に入ってからの新しい仲間だみんな仲良くするようにね?それじゃ簡単な自己紹介をお願いしますね」

雫「…転校生の柊木 雫だ群れるのは好きじゃないからあんまし構わなくて良いから宜しく」

幸「え〜と。緊張してるだけだろうからちゃんとこの学校の事教えてやってくださいね。柊木君の席は空乃さんの前が空いていたね?空乃さん宜しく頼みますね」

雪「…っ。はい、柊木さんココです」

ツカツカ。足早に席の横まであるって来て

雫「あんたが雪葉?想像してたのよりだいぶマシだったな」

雪「いきなり失礼だと、思うのですが?」

雫「気のせいだろ?空耳じゃねーの?」

幸「まぁ、空乃さん気を悪くせずこの学校の事教えてやってくださいね」

雪「…は」

遥「俺が面倒みますよ!男同士ですしソッチのほうが良いっしょ?」

雪葉が返事をしようとしたのを遮り遥斗がかわりに返事をした

幸「そうだね。遥斗君よろしく頼むよ柊木君それじゃ遥斗君に何でも聞くんだぞ」

雫「…。ハイハイ」

そっけない返事をしてたいして興味のない顔をして前に向き直る雫だった

雪(…また遥斗に甘えてしまった僕はダメだな本当にそれにしてもこの人僕を知っている様子だったけど?)

それからその日のお昼休みには遥斗が柊木を校内をあんないしてまわっている

遥「ココが理科室そっちが理科準備室」

雫「ふーん」
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