鬼龍院翔(^-^)
□Deepkiss
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お風呂上りのベッドの上。
翔の濡れた髪を梳いてこっちに顔を向かせる。
ちょっとびっくりしたような、期待しているような、そんな表情を浮かべてわたしを見つめる。
何も着けていない黒い小さな瞳に映るのはわたしだけ。
綺麗だ、と思った。
翔「何…するの?」
名無しさん「わかってるくせに…。」
翔「大人の遊び、ってやつ…?」
名無しさん「ふふっ、そうかもね(^-^)」
翔「焦らさないでよ…('-')」
名無しさん「じゃあ…何して欲しいの?」
翔「そっちこそわかってるくせに…んっ…。」
翔の赤い唇に齧り付くようにキスをする。
驚いて固まってしまう翔。
閉ざされた唇をぺろりと舐めて開けさせる。
開いた唇から舌を潜り込ませて、
深く
深く
深い
大人のキス。
ああ、このままふたり溶けてひとつになれたらいいのに…、と思う。
柔らかい翔の唇。
濡れた舌。
不器用に控えめに動く舌もまた可愛くて。
絡めとってまた交わり合う。
翔「んっ…はぁ…。」
唇を離すとふたりの間に銀の糸が引いた。
舐め取って、もう一度ひとつになる唇。
今度は翔の身体をそっとベッドに押し倒して。
翔「は、恥ずかしい…(((^-^)))」
名無しさん「たまにはいいでしょ。」
恥ずかしそうに顔を赤らめながらもコクンと頷く翔。
今夜は、あなたの甘い声が聞きたいの。
今日はわたしの番。
長い夜はまだまだこれから(^-^)
もっともっと深く交わりたい、あなたと。
ねぇ、何が欲しいの?
end