花言葉は孤独

□アランの章2 渉外部の仕事
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10分後に、と言ったのにサンドラは15分経ってやって来た

「待ったかしら?」

声に振り向くと、さっきとは違う、地味なモスグリーンのドレス姿のサンドラが立っていた

「どうしたんですか?」
「ふふふ、このドレス似合うかしら?」
「えっ、はい。よくお似合いですけど…」

なぜ着替えてきたのだろう
アランの疑問を見抜いたのかニコリとして

「むかえの馬車を待たせてるの。詳しくは行きながら話すわ」
サンドラはさっさと歩きだした
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