あなたに見守られる
□目を覚まして
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「名無しさんちゃーん!この後バイト上がり?」
「と、トト子ちゃん…!う、うんそうだけど…」
今日はトト子ちゃんとにゃーちゃんの合同ライブをうちのライブハウスで行った。
ライブは無事終了し、私はステージの片づけをしていたところ、トト子ちゃんに声をかけらる。
「じゃあさー、この後橋本にゃーの家に行かない?ご飯食べようよ」
「え!?にゃーちゃんのおうちに?!行っていいの?!」
まさかのご飯のお誘い。
しかもあのアイドル橋本にゃーちゃんの家で。
チョロ松さんに悪いなぁと思いながらも現アイドルの家なんてちょっとわくわくしてしまった。
「うん。私良く行くし。せっかくだから名無しさんちゃんのこと、あいつに紹介しようと思って!」
「えぇ〜!?良く行くの?すごいね…!うん、にゃーちゃんが良ければぜひ行きたいなぁ」
「じゃあ決まりね!私たち入り口で待ってるから!」
「う、うん!すぐいくね」
こうして私はまさかの橋本にゃーちゃんの家に行くことになってしまった。
《目を覚まして》