あなたに見守られる

□心臓がうるさい
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そして次の日。






「本当にいくんですか…?」





「え?あたりまえじゃん!俺すっげー楽しみにしてたし!」





「でも…」







いつも通りお昼まで寝ていたおそ松は名無しさんに昨日の服を着せ、約束通り遊びに行こうとしていた。


もう外に行く準備までしてしまっているのに名無しさんは昨日のように口ごもる。








「名無しさんちゃんは諦めが悪いなぁ…いいからほら、行くよ!」






「えっ、ちょ…おそ松さん!!」






おそ松は名無しさんの手を引いて外に飛び出す。
勢いよく引かれた手はぐいっと名無しさんの体を引っ張った。








「名無しさんちゃんどこいきたい?」






「え?!決まってないんですか?!」

















《心臓がうるさい》
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