あなたに見守られる

□寂しがり
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そしてそれから数日がたったある日…。






「?」







おそ松さんがとても嬉しそうにそそくさと家を出る姿を目撃した。
赤いつなぎを着ていたけど…どうしたんだろ?





「あれ…」





トド松さんもなんかおしゃれしてる…?
イメージカラーのピンクに統一された服を見事に着こなしている。
トド松さんはおしゃれだなぁ。





「ねー名無しさん!!」




「わっ!ど、どうしました十四松さん」





私がトド松さんの様子を見ていると後ろから大声で声をかけられた。
そこにはチェックの黄色いシャツにデニムのサロペットを着ている。
十四松さんも…どうしたの…?






「これ!似合う??」




「はい、すごく似合ってます。おしゃれですね十四松さんも」




「やったー!!名無しさんに褒められた−!!じゃあいってくるねー!!」






褒めるとぱぁっと顔を明るくさせて十四松さんは家を飛び出していった。





「今日はいったいなにが…………」






なにかイベントでもあるのだろうか?
うーんと頭を悩ませてると目の前をギタリストが通っていった。






いやなんでここにギタリストだよ




私が唖然としているとそのギタリストもゆっくりと外に出て行った。







「あ、あの猫背は一松さん…?どういうことなの…?!」





一松さんまでおかしくさせてしまうイベントっていったい…?






「なにしてるんだ名無しさん」





驚きすぎて身動きができてない私に後ろから声がかかる。
この声はカラ松さん…?!







「か、カラ松さん皆さんの様子が…」







振り向いた先に立っていたのはワイン片手にバスローブ姿のカラ松さんだった。
私の目が点になる。


あぁそうですよね!!みんながこんなおかしくなるイベントにカラ松さんが便乗しないわけないですよね!!
平和ぼけしてましたわたし!!



というかカラ松さんが一番やばい。
まじやばい。







「か、カラ松さん…ま、まさかそれで外に……」





「ふっ、止めるなカラ松Girl…今日の俺の足は止まることを知らない……」





「え、いや…あの…」




キラッとドヤ顔を決めるとカラ松さんまでもそのとんでもない格好で外に出て行ってしまった。








「さすがに服を来てください!!」






いったいみんなどうしたんだろう??;









 
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