小説

□沖田が鬼畜に犯される話(1)
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やれるものならやってみろと煽ったのは俺だった。

土方さんは1つ上の大学生だ。幼馴染みと言っても過言では無い位には多くの時間を過ごしてきた。
なのに・・いや、だからこそ、土方さんが俺に邪な気持ちを持っていたなんて、知る由も無かった。
気持ちを告げた土方さんを、俺は無茶苦茶に罵った。気が動転して頭が上手く回らなかった。ただ、目の前の男が俺をモノにしたいと思っている事実だけが重くのしかかって、それが何とも言えない気持ち悪さだった。
そこからは売り言葉に買い言葉。犯してやると言い放った奴に対し、じゃあやってみろと挑発して。
そして、今に至る。









「くくっ、テメェの穴マンコもう使い物になんねーんじゃねえの?」

荒い息や噎せ返る様な異臭に、一瞬飛びかけていた意識が戻る。
俺の蕾には土方さんのモノと、黒々しいバイブ。
根元にコックリングを付けられ窮屈に収まっているペニスはそれでもだらしなく粘液を出し続けている。
意識と共に戻った羞恥心に耐えかねなくなり前を隠そうと藻掻くも、椅子に縛られた状態では為す術がない。

「なあ、テメェが気色悪ィって拒絶した男によぉ、穴ん中グチョグチョに掻き乱されんのはどんな気分だよ?あ?」

血塗れの蕾を無理矢理こじ開けられピストンされると、自分の意思とは裏腹にまた俺のモノは硬度を増し、口からは意図しない嬌声が漏れた。

「ァ、ああ、あんっ!アァっ・・ふァ、アァあぁ・・・・・・!!」
「喜びやがって、この淫乱が」
「ちがっ・・ひゃァ!あアァ!!やめてくだ・・・・・・っあああ!!!こ、この・・糞野郎・・!!」
「・・まだ生意気な口が聞ける気力があったとはなぁ。んな事いう口は塞いでやんねえとなあ?」
「んん!?んんグぅ────・・・・!!?!!!!」

土方さんは勢いよくモノを穴から抜くと、俺が拘束されている椅子に足を掛けた。
髪を強く掴まれ、イラマチオをさせられる。

「んんっ!ぐっぅ、んぐ、うんん!!!」

喉の奥まで性器を押し込まれ、土方さんが激しく腰を動かす度に嘔吐してしまいそうだった。なのに存在を主張する性器に嫌気がさした。死んでしまいたい程恥ずかしかった。
もう許して。
切実にそう思った。
俺の涎か奴のカウパーか分からないものが顔中に付着し、青臭さが更なる吐き気を掻き立てる。

「なあ、終わりにしてえか?」
「んん!!んっ、うぅん!!ん!」
「聞こえねえよ、分かる様に喋れよ」
「ん!?ん、ん゛ん゛────!!!!!!!!」

椅子に掛けていた足で思いっきり腹を蹴られる。
突然の激痛。
咄嗟の衝撃に思わず土方さんのモノを吐き出した。

「────っ、テメェ!歯ァ立てんじゃねえ!」
「!」


今度は力任せに頬を張られた。
じんじんとした痛みと、鉄の味が口の中に広がる。
土方さんは高揚した様子で俺の前髪を掴み、無理矢理前を向かせた。

「総悟ぉ、ただじゃ済まさねえかんな。なあ、誠意見せてえだろ?なら、小便飲めよ。」
「!?や!やめっ、やだ!やっ!」
「本当は飲みてえんだろ。俺の。」

再び土方さんのモノが呻く俺の口に充てがわれた。それは一気に喉の奥まで突き立てられる。

「んん!んっぐぅ!んんっ!」
「残さず飲めよ」
「ん、んん・・・・!?んぐぅん゛ん゛────────!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

勢いよく放出される液体。
きついアンモニア臭が漂い嘔吐してしまいそうだ。
喉はごくごくと音を立て、目からは生理的な涙が出る。
飲みきれなかった尿は俺の首を伝い辛うじて着ていたシャツを濡らした。
もういやだ。
もういやだ。
死んでしまいたい。

「全部飲めっつったろーがよ・・・・ったくテメェは・・っ、もう、出るわ・・・・」
「ん゛ん!!!!んっんっ!」
「こっちはちゃんと全部飲めよ?」

そう言って不敵に笑う土方さんは、もういつもの土方さんでは無かった。


涙でぼやける視界に最後に写ったのは、悪魔の、顔────────














end

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