HAPPY

□HAPPY 9
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「ねぇ、疲れたんでしょ?
もうベット行こう?」

今日はギョンスの家にお泊まり。

いつの間にか床で寝ていたのを、
身体を揺すられ起こされる。

なんだかあったかいなぁと思ったら被せてくれた毛布に気付く。

柔らかい毛布越しでも温かく感じるギョンスの手。

少しずつ覚醒した頭でぼんやりギョンスを見るとニコッと笑ってる。

可愛すぎるでしょ。

無意識に、少し痩せた頬を撫でた。

柔らかな肌の感触。

ギョンスはされるがまま。

ジョンインが手を口元に持っていって、
手の平にキスをしてきた。


「起きた?」


笑ってそういうギョンス。
堪らなくて抱きついた。
二人床に寝転ぶ。

「ほらふざけてないで」

笑いながら手を外そうとするギョンスに構わずよりぎゅっと引き寄せると、ちょーっとだけ怒ったのか手をぺシャリと叩かれてしまった。

「せっかくうちに来たんだから」

いつの間にやら耳を赤くしながらそっぽ向くギョンスの手をぐいっと引いて自分の部屋へ。

何するでなく直ぐにギョンスのベットにギョンスを押して、その後ぎゅっと抱きしめた。

少しずつ視線が絡んで、そんな雰囲気で。

くちびると下を吸って、もう一度抱きしめた。

「カイ?」

少し怪訝そうにギョンスは聞いてくるけど、そのままベットの上、抱き合い続けた。

あったかい体温に泣きそうになるのは、普通かな?

ぎゅっと
お互いに
抱きしめあった。





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