HAPPY
□HAPPY 7
1ページ/2ページ
今日は朝から大丈夫?を何度も聞いた。
いつものように朝玄関先でテグンを送り出してから、ごみ捨て場で会ったチェンに「大丈夫ですか?ヒョン、顔色悪そうですよ。」なんて言われて、大丈夫だよと返したり。
買い出しに行ったスーパーで会ったスホには、「大丈夫ですか?ヒョン。風邪ひきました?顔色が…」と心配がられ、
よく行く珈琲屋さんでも、シウミンに「大丈夫か?早く家に帰ったほうがいい」なんて言われて。
あまりに言われるものだから、額に手をやると意外と熱い。気にしなかった分、少し体にだるさを感じてきた。
早めに戻ろうと、スーパーのふくろを持ち、家へと急いだ。
部屋に戻ると、体がふらついてきて、これはダメだと携帯を手にテグンへとメールを打つ。
「ごめんね、テグン。今日、調子悪いみたいなので、ごはん作れなさそう。取り敢えず市販の薬飲んで寝るね」
フラフラしつつ、買ってきたものを冷蔵庫に入れて市販の薬を飲んでベットに入る。
体が熱い。加えて咳も出てきたみたい。
風邪ひいちゃったと思うまま、疲れた体にベットは心地よくて瞼が自然と閉じていった。