解放王の歌姫と守護者

□主人公と幼馴染設定
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確かに。不器用なんでしょう。
彼らの癖とかありますか?
「 そうだな。癖か?アストは特に無い。あぁ、だが、重大なことが起こると変に明るくなってな。その後どうしよう、と騒いでいる。なかなかすごいぞ?シーアは嬉しくなると飛び跳ねてな。子供らしく可愛いと女官達に評判なのだ。」

確かに、可愛いですね。
好き嫌いを教えてください。
「アストは甘味が好きだな。シーアは肉が好きだ。私達の弁当に毎回毎回、肉と甘味があってな。美味いし、飽きぬよう、味を変えたり種類を変えたりしてくれる。特にバナナの葉で肉とマンゴーを包んで焼いたのは旨くてな。あれには目が無い。
嫌いなものは一人にすることと約束破り、あとは暗闇だな。極端に怯えているが、心配でならん。」

そうですね。
彼らはいつも何をしているのですか?
「二人とも私と稽古をしたり、武器を手入れしたりしている。あとは馬の世話だな。父上から貰ったのだが、仔馬でな。二人ともとても可愛がっているよ。私もよく行くからな。最近は大抵そこだぞ。」

なるほど、ありがとうございます!
最後になにかメッセージを!

「皆、まだまだ頼りない私だが、これからよろしく頼む。あの二人も大事にしてやってくれ。」

もちろんです。では、ありがとうございました。
「ありがとう。では、また。」
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