アフェクトゥス

□普段の日常
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キーンコーンカーンコーン

6時間目の授業の終わりを知らせるチャイムが学校中に鳴り響く。
「はぁー今日も終わったー」
授業が終え気楽になるシンヤ。
そのシンヤの前に2人が来た。
「おいシンヤ!今日こそ決着つけてやるぞ‼︎」
と負けず嫌いのアカヒコ。
「何回やってもアカヒコに負ける気がしないなー」
「10回やって10回負けてる時点でアカヒコはまたシンヤに負けるよ絶対。」
いろんなことに詳しいシウン。
「ハァ?今までのは俺が手加減してただけで実力では絶対シンヤには負けてねえからな‼︎」
「アカヒコもこりないねー。とりあえず部室に行ってからにしよう。」
部室は別館内の1階にある教室。

部室にて

「オッシャースリーカード」
「はい、ロイヤルストレートフラッシュ」
勝負はポーカーである。アカヒコは普通にやっているがシンヤはイカサマを使っているため絶対に負けない。
「ほら、何回やってもアカヒコじゃシンヤには勝てないんだよ」
「う、ウルセェ俺は負けてねえ‼︎」

ガラガラガラガラ

「おーす。またやってんのかお前ら!」
部室の扉を開けて部長のリョクヨウが来た。
「こんちわす、ヨウ先輩」
部長のリョクヨウはみんなからヨウと呼ばれている。
「ほかの先輩がたはどうしたんですか?」
「あぁ。ホムラは家庭科室、スズとケイからは連絡きてない」
「シウン例のアレどうなった?」
ヨウの質問を聞いたシウンは部室のパソコンを開きあるページを見せた。
「絶対にはまるゲーム」

「何すかこれ?」
不思議そうにシンヤとアカヒコが訪ねてきた。
「これは、最近ネットで一部の人間しか知らないゲームだよ。今度ニカニカ動画の生放送があるんだよ」
「それ俺らも見たいです。」
「じゃあ今週の土曜日1時に部室集合な」
「了解です」
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