07/04の日記

01:45
【作業工程】幽香メイキング4
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本日もメイキングです! さあ、続きだ続きだ!

前回はこちら

初回はこっちですよ! 見ていない人はまずこちらへ。


ああそうだ! 初回から前回まで言い損ねていたのですが、疑問に思ったことなどがありましたらコメントのほうへ書いて頂ければボクの答えられる範囲で答えさせていただきます!
ただ自分はデジ絵を初めて二年ちょっとのくせにメイキングとか生意気なことしてるバカなので答えきれないところもあると思いますが……そこはなにとぞ、大目にみてやってください!(・ω・`;)



わんく!



 #9 瞳 - 瞳孔

さあさあ(ボクの)お楽しみ、瞳のお時間です。
ショートケーキのいちごを最後に取っておく派のボクは普段大好きな瞳を最後に残します!
が、今回は何故か髪の前に……ってあれ!? もう塗ってある!?

なんか過去の自分の考えを察するに前回の応用だぜ! らしいですね。さすがに雑すぎやしないか。
そんなこんなで瞳の塗りに入ります。



瞳の下塗りの上に新規レイヤーを追加、モードを乗算にして瞳孔を描き入れます。

画像見ると半目がジト目っぽくてなんか怖いけど一応微笑んでるんです。口元見ればわかります。
でもやっぱ眼が笑ってないですねえ。で、こんな時を簡単に表せるステキな言葉があるんで一言!

 画 力 不 足



 #10 瞳 - 影

本来眼球に影が落ちるのは現実にはあまり見受けられない(と思う)のですが、色をはっきりとさせたいボクは眼球の半分くらいまで影を落とします。



 (うん、まあ口元が出たからさっきよりは笑ってるように見えるね)

先程の瞳孔のレイヤーの上にもう一枚新規レイヤーを作成、モードはお馴染み乗算です。
このレイヤーでは影の他、同時に先ほど描いた瞳孔を上から塗りつぶします。
瞳孔は光を集める組織ですから、そんなところにむらがあったら……言わずもがなですね。

同時に瞳の縁にもなぞるように色を置いていきます。これは特に理由はない(と思う)のでスルーしても問題ないでしょう。お好みでどうぞ。



#11 瞳 - 反射光

光は全て光源からくるものというわけではなくて、物体に反射した光というものもありますのでそれも入れていきましょう。
これは背景を描く時にも役立つもののようで、背景メイキングなどを見回っていても必ずと言っていいほど出てくる単語です。
服にも使えばいいと思うんですけどね、ボクは毎回失念します。

ちなみに一番光を反射する色は白らしいですよ。逆に反射しないのは黒で、反射どころか光を吸収するようですね。
後者は理科の時間に太陽光を虫眼鏡で紙に書いた黒い点に集中させて発火現象を起こすという実験を行った、または教科書で見たという方もいると思いますので結構有名な話かと思います。



新しくレイヤを作成し、今度は光ですのでモードを加算にします。
黒を混じらせた色で瞳の下部へ円を描くように光を入れました。瞳孔のそばをなぞるように線を入れたのは光を強調したかったからです。

加算は白ければ白いほど光を増し、黒ければ黒いほど控えめな光になってくれますので使い分けてみてくださいな。ちなみに乗算はその逆です。真っ白とかなんの変化もありません。
加算に限らずスクリーンなどもそういった性質を持っていますので、いろいろ試してみると面白いかもしれませんね。



 #12 瞳 - ハイライト



さあラストです。光の強い方に大きめのハイライトを入れました。ほかにもてんてんと白い光が見えますが、そのへんはお好みです。

たくさん光のある瞳は少女漫画でよく見るように恋をした、ときめいた時などの瞳ですね。
逆にハイライトの一切ない瞳は俗にレイプ目を呼ばれ、ヤンデレや薬漬けにされるなどして意思のない人形のようになってしまったキャラに使われる事が多いようです。
本当は名前通りの状況のキャラに使われているのが由来とか聞いたようなごにょごにょ……
笑う、泣く、呆れる、怒る。状況に合わせ、形だけではなく光の使い方も変えてみると、キャラがより表情豊かになってくれるはずです。

また、ここにももう一度加算で反射光を入れています。瞳を赤だけにするよりも、青といった他の色を加えた方が彩り豊かで美しい――そう思うのですが、実際はどうなのでしょうね。

同時に白目にも影をつけました! こちらはあまり強調せずに申し訳程度で十分ですね。



 #13 髪に眼を透過する

ボクは普段線画は全体と眼を分けています。
何故かと云えば、眼が髪に隠れている部分――例えば眉などが隠れやすいです。それを見えるようにして表情を分かりやすくするのが目的です。

まず、眼に関するレイヤを全て複製、その片方を統合してしまいましょう。尚、加算レイヤは通常レイヤと統合する際半透明な部分を黒くしてしまう性質がありますので注意が必要です。
それを避けるためには他にそんなことにならないレイヤを探して使うか、半透明な部分を作らないことが一番だと思います。

そして統合したレイヤーを髪の上に移動させ、不透明度を弄れば完了です。



ちなみにレイヤーボックスはこのように。
これでさきほどまで隠れていた部分が見えるようになったと思います。今回は66%でしたが、勿論特に決まりはないのでお好みの不透明度にしてくださいね。

更に線画レイヤーにアルファ固定を付け、線画の色を変えていきます。
それによって印象が随分明るくなったはずです! 黒は枠と云うイメージを強く持たせると思っているので色によっては解放的に感じるかもしれません。


さて次は……って、あれ? これで完了のようです!
背景は面倒なのですっ飛ばしたもよう……面倒なものを選ぶ馬鹿が悪いですね!(すっとぼけ)

それでは幽香メイキング、とても締まらない終わりですが長らくお付き合いいただきありがとうございました!

また機会があればお会いしましょう。





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