届かない想い

□届かない想い
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私の名前は稲葉桜。
高校で、友達の佐川奈美を通して知り合った竹内幸平と堀北大輔という男友達ができた。
そして私は、竹内幸平という1人の男子に恋をしたことに気づいた。

「はぁ、明日奈美に相談してみようかな…」
そんなことを思いながら私は眠りについた。

次の日、私は学校へ行き早速奈美に相談した。
「奈美、相談したいことがあるの…」
「ん?どうした?」
「実は私、竹内くんのことが好きなんだ…」
「え。それほんと?!」
「…うん」
「桜!私もね言いたいことがあったの。私ね、大輔くんのことが好きなんだ!」
「え?そのほんと?」
「うん!だからお互い頑張ろうよ!!」
「うん!!頑張ろうね♪」
するとモヤモヤしていた気持ちが一気になくなった。
私は心の中で話して良かったと思った。

ある日の放課後、私達の教室に竹内くんと堀北くんがきて遊ぶ約束をした。
それから私達4人は放課後一緒に遊ぶようになった。
私にとって毎日が幸せ。
こんな日がずっと続けばいいと思った。

放課後いつものように遊んでいると私の携帯に1件のメールが届いた。
堀北くんからだ。
『稲葉さん、明日の放課後2人だけで話したいことがあるんだ。奈美のことなんだけど。空いてる?』
この文を読んで察しがつきすぐ返信した。
『いいよ。じゃあ明日連絡取り合って放課後どっかで会おうか。』
こう送った。
時間が経たない間に返信が返って来た。
『うん。ありがとう!!』
その文を読んで私は携帯を閉じた。

そして私達は解散して家に向かった。
家に着き携帯開くとメールが1件来ていた。
開いてみると、
『やっぱ明日はいいや。ありがとうな!』
堀北くんからだった。
本当にいいのかな。私は心配だった。
「明日様子見に3組行こう」
私はそう決め、夕飯などを済ませて一夜を過ごした。

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