06/16の日記

03:33
標的。
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パトリシア・コーンウェル著
池田真紀子訳

『標的』(上・下)

ケイ・スカーペッタシリーズ。

ここでふれなくなってからも、
じわじわ読み進めてはいたんですけれども、

マリーノの扱いが
  あんまりじゃないの!!

って、初期からの読者は
全員がちょっぴり思っているのではないか。

正直もうストーリーには興味がもてないんだけど、
(今思えば、
 ローザが亡くなったあたりが
 決定的なターニングポイント
 だったような。)

惰性で、読んじゃう、
 シリーズ物の罠。

そんな中でも!

【ルーシー&ジャネット!】

シリーズが続くうち、
なんだかんだで
ジャネットと別れて
 (なんで!?)

年上の女性と付き合ったりし、
やっぱなんだかんだで
悲しい結末に終わったりしていた
ルーシー。

最近になって
ジャネットとよりを戻して、

よっしゃ!
そうでなくっちゃ!

と思ったのもつかの間、
またなんかアヤシイ雲行き……

でも今回は、
ルーシーなりに理由があっての行動なので、

   それも愛ゆえ。

と思って許すことにする。

ジャネットが甥っ子を引き取るらしいんだけど、
ぜひとも!二人で!育ててほしいよ!!

『標的』は、
内容が内容だけに、
ほんとーにそう思った。

 幸せになってやれ、ルーシー!


(っていうか、これ、
 犯人の見当がつかない人が
 いるだろうか?
 っていうくらい、

 シリーズ的に

 ベタ。

 だと思ったのは、私だけかな??)

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03:19
赤毛のストレーガ。
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アンドリュー・ヴァクス著
佐々田雅子訳

『赤毛のストレーガ』

※ネタバレ注意報※
 ストーリーの中盤で起こる
  出来事について触れています。


アウトロー探偵バークシリーズ、
 っていうか、
 この回はもうほとんど、
 犯罪ぽいことしかしていない、
 探偵感極薄探偵バークシリーズ、
第二弾。

お話的には前回のほうが
好きかも……
(ヒロイン的にも)
とは思うのですが、

例のおかしな仲間たち揃い踏み
(ちょっと増えてる感も)
なのが嬉しい。

 おや、音なしマックスに
 彼女ができてるゾ!


【ミシェル!!!&テリイ。】

カップルではないんですけど、
並べて書いちゃった。

前回同様、
ミシェル姐さんが猛烈にカッコいい!

バークから、
お仕事の流れで保護した
 男娼の少年テリイを、
  「警察に連れてってやってね」
    と託されたミシェル姐さん。

いつのまにか親がわりになってるし!
(バークもびっくりしてるあたり)

なんでもテリイが男娼になったきっかけは、
実の父親に売り飛ばされたかららしい。
「そんな家に帰せないし!」
ってなったらしい。

「いや、でもお前ホテル住まいじゃん?」
 的なツッコミを受けるミシェル姐さん。

そこへ、

「今は、うち(ほぼ地下要塞)にいる」
      byモグラ。

いつの間に!
いつの間にすぎる!!

ていうか仲良すぎる、
ミシェル姐さんとモグラ!!

二人のあいだには
なーんにもなさそうなのに、
疑似的に「ママとパパ」みたいなことに
なっちゃってることに、

ニヤニヤが止まらない。

手術が済んだらテリイを正式に養子にする、
という夢を見ているミシェル姐さんが、
もう、超、カワイイ。

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