03/05の日記

12:36
タクラマカン。
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ブルース・スターリング著
小川隆・大森望訳
(ハヤカワ文庫)

『タクラマカン』

サイバー・パンク、とか、
  ひところに比べてあまり聞かなくなりましたね、
な、サイバー・パンク!の、

SF短編集。

なさけは人のためならず、
のセンス・オブ・ワンダー的解釈
(多分)
な、
「招き猫」(日本が舞台です)
が好きだ。


【タグ・メソグリーア。】

「クラゲが飛んだ日」に登場。

人工クラゲの研究をしている、
バリバリ理系ゲイ。

 一晩中ぼくの方程式と踊ってたんだ!

みたいな、なるほど理系だしゲイだし!的な
発言があってカワイイ。

短篇なのに、
限られた枚数の中で
きちんと素敵なお相手と

出逢って、恋に落ちて、成就する、

ところまでを(駆け足に)
達成しちゃうところも嬉しい。

 そのほかに
 表題作の「タクラマカン」
 にも中性者の可愛い子が出て来るのだけど、
 SF的な設定が深すぎて(笑)
 厳密に言うとゲイとかではないですね、
 両性っていうか、無性っていうか、ええと……
 ってややこしくなるので、
 この日記的にはちらりとかすめるだけにしておこう。

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