02/07の日記

16:31
レッド。
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エリカ・スピンドラー著
小林令子訳
(MIRA文庫)

『レッド』(上・下)

いわゆる「ハーレクイン」
 のレーベルから出ているのだけれど、
あんまりハーレクインぽくはない。たぶん。

白人下層階級に生まれた女の子が、
迫害に耐えかねて生まれた土地を捨て、
やがてハリウッドのファッション写真業界で
活躍するようになる……
というサクセスストーリー。

たしか日本を舞台にしてドラマ化されてた
ような気がするなぁ。
  タイトルの「レッド」が
  主人公の髪が真っ赤だからなんだけど、
  そのあたりを日本版キャストで
  どう処理したのか気になる。
  ……比較的赤い?とか??

ところどころゲイの男性が出てきて、
すきなキャラもいるのだけれど、
わりかし重要なストーリーに絡んでくるので
書けない。
(BL的にも、けっこう切ない物語なり)


どうでもいいあたりを記しておくと、
どストレートのジャック(主人公の恋の相手)
  =野心満々のカメラマン
が、
ゲイのクライアントに迫られ、
このひととどうにかなればでっかい仕事もらえそうなんだけど、という場面で、
 さすがに……ムリかも……
みたいになるのが、やや面白かった。

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