Secretstory
□SecretstoryT
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「ごめん。ナマエ…」
「どうして謝るの?シャーマンは何も悪くないじゃない。」
一方、シャーマンとナマエもまた、食堂に向かいながら会話をしていた。
シャーマンは先ほどの出来事で浮かない顔である。ナマエは横目でそれを伺い、パンとシャーマンの背中をたたいた。
「シャーマン!悪いのはギメイなの!シャーマンはアイツの為に全力をつくした。それはアイツが一番解ってるよ。」
「…ありがとうナマエ」
「お礼を言うのはこっちだわ。いつもシャーマンには助けてもらってる。」
少し笑みをとりもどしたシャーマンにナマエは満面の笑みを見せた。
食堂に着き、空いた席へ座りシャーマンとナマエが食事をとろうとしたときだった。
「!!」
自分たちを挟んで急に両サイドから真隣に同時に生徒が座ったのだ。
シャーマンは突然のことに肩をこわばらせ自分のそばに座った生徒の顔を見た。
「…ワトソン」
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