01/08の日記

20:50
ちーちゃんはちょっと足りない
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絵柄は日常のほのぼの漫画のようだけど、内容は意外と後半からグサグサくる。 
この罪悪感、友達が他のグループにとられちゃうような焦燥感、自分だけが劣っているような孤独感を味わったことのある人は少なからず居るとおもう。
その時の思いをリアルに掘り返される感じ。
1番劣っている頭が少し弱いようなちーちゃんに隠れてその友人、ナツも実は周囲からは劣っている。
それでもちーちゃんの世話役のようなポジションにいることでナツは自分より下がいると安心しているのだろう。
そこだけ言うとナツのちーちゃんに対する想いは上辺だけに想えるが、ナツにはちーちゃんが居なくなるともう何もない。本当に足りないのはちーちゃんではなく、ナツの方なのかもしれない。
読んでて色々共感できるのはこのナツという少女の方である。
純粋で悪気がなくて残酷なこともしてしまう汚れを知らないちーちゃんが、実際にいたら、イライラさせられながらも、どうかそのままでいてほしいと守りたくなるだろうな、と思った。
後ギャルっぽい子がただの良い奴
良いギャルって可愛い
姉御にほしい

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