鬼神と呪術師
□6話
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PM8:30にいつもの場所に到着した
ここは閻魔庁近くにある広い空き地だ
よく人が来そうだがあんまり人は来ない それにはちゃんとした理由があるのだ
今、私がやっている作業がその理由だ
人払いという術式は古今東西に様々な方法で行われている
代表的なのはルーンを使ったものだろうか
しかし私はそれを知る前に母上に教えてもらった その当時はこんなことに使うとは思わなかったな
こうして誰かに向けて解説してる内に術式は完成し金棒を持った鬼神も来ていた
「相変わらず大変そうですね」
「そうでもないよ 準備には5分も掛からないし」
「じゃあ30分も早く来ているのは他の準備のためですね
ところで今回の武器は・・・ミヨルニルですか?」
「ご名答 よくわかったね鬼灯
そうだよあの雷神トールが持っていたとされているのを再現というかアレンジしてみたやつ これは
どんな感じかは戦ってからのお楽しみだな」
「最近、北欧神話にでもはまってるんですか?」
「まぁね
鬼灯の封印を解除してっと・・・
じゃあ始めるとしますか!!!」