学園生活 オールキャラ編

□学園生活 初恋 序章
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猛勉強して何とか入学できた正十字学園。制服が可愛くて…それだけが志望動機だっただけに今日この制服を着て学園に通う事ができ本当に嬉しい。
『##NAME1##!おはよう!』
小学校の頃からの親友が私の部屋の窓に向かい手をふる
『おはよう!』
窓を開け私も手を振り急いで家を出た
『んー!やっぱりあの学園の制服はかわいいね』
紺のブレザーを纏う友見が和かに笑う。友見は近くの公立に通う、
今日はお互い始業式があるので通学途中にある私の家に制服を見に来ただけだ
『友見もかわいいよ』
少しの距離しかないが、共にお互いの高校に歩く
私の中学から正十字学園に進学したのは私だけだ。
一人っ子で人見知りな私は新しい環境で友達ができるか不安だった
『あ、あの人見て…』
友見が立ち止まり顎で合図をする方向に私は視線を合わせる
学園の校門で談笑している男性
背が高く、清潔そうな男性
『正十字学園の制服…すごいかっこいいね』
明るい友見はかっこいいとか簡単に言えてしまうけど、私は初対面の男の人を見て素敵だなと思っても口には出せない。
『上級生だよね?いいなー##NAME1##はあんなかっこいい人…ていうか正十字ってイケメン多いらしいから勉強したかいがあるね〜』
楽しげに私をつついてくる
『う…あ、うん…』
鈍い声が漏れた
『じゃあ、また電話するね!』
校門前に私を残し友見は駆け足で去って行く。
本当明るくて…自由なんだから…
友見の背中を見送る
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