夢小説

□邂逅のストローク!
2ページ/8ページ


前のはるちゃんなら 俺はフリーしか
泳がない!!とか言ってたかもしれない。

(羨ましい。私も男だったら はるちゃん達と
泳げたのに...)


「 ななしとも
リレーがしたい。5人でリレーする」

『は..はるちゃん!はるちゃん!』

私は 感激のあまり はるちゃんに飛びついた。

「っ..!?」

はるちゃんはバランスを崩し倒れる。

私は はるちゃんの首をしめるかのように
思いっきり 抱き締める。

『はるちゃん ありがとー』

「ななし 重い...苦しい。」

「ななし先輩!遥先輩の顔色が!」

怜ちゃんに言われ ハッと我に返る。

『ごめん!はるちゃん』

「だ...大丈夫だ。」


公式戦ではないので
私もはるちゃん達と泳ぐことになりました。
きっと最初で最後になるのかな。


ーー鮫柄高校


「はぁ?リレー。
何で 5人だよ。新しい部員でも入部してきたのか?」


『私が泳ぐだよ』

「お願いリンちゃーん」

電話ごしに 渚やはる達の声がきこえる。

「お兄ちゃん!ななし先輩は
リレー楽しみにしてるの!お願い」

「江まで...あぁーわかったよ。じゃ
5人誰かつれてくるよ。集まるかわかんねぇーけど。」

『ありがとー!リンちゃん』

「ぉお じゃぁ切るな」

携帯をポケットにしまい
深くため息をつく。
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ