BLEACH〜記憶の愛〜

□思い出せないの?
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パタンっ
部屋の扉を閉める

日番谷「………」

卯の花「とりあえず……総隊長の所に行きましょうか。」

卯の花は先に歩き出す


日番谷隊長「…………」



なんで、こんなことになってしまったのだろう。

俺は、あんなにもあみを追い詰めていたのか。
卯の花の後ろを歩きながら思う



コンコンっ

卯の花「失礼いたします。」

ガチャ


頭を下げながら中に入っていく
その後に続き日番谷もはいる

山本「………それで?なんのようじゃ。」

卯の花「………」

日番谷「総隊長にお願いをしに来ました。」

山本「……あみの事か………?」

さすが総隊長。
日番谷は、すこし驚く。

日番谷「あみを護挺十三隊十三隊三席につかせたいのですが。」

山本「……うむ。」

しーんと静かになる

山本「……今から開く隊首会を開く。
そこで皆の意見を聞き良ければ、あみを三席につかせる。
それでどうじゃ?」


日番谷「それで構わない。」

卯の花「それでは失礼いたします。」

ペコリとお礼をし出ていく。

それに続き日番谷が出ようとした時

山本「……あみにあまり近寄るでないぞ。」

日番谷「………」

すこし動きを止めたが、パタンっと静かに扉を閉める

山本「……あやつには、近寄るでない。
危険な目にあってしまうぞ。」


1人呟く



廊下

卯の花は、先に行ってしまった為1人歩いていく


俺は、あいつのそばにいちゃいけない。
今まで散々傷つけてしまった。


今日だってそうだ。

あみは、昔と真逆で今にでも壊れそうなくらい悲しそうな目をしていた。

ひと目で気づけなかった俺は情けない。
あみの笑顔が見たかった。
あみのそばでいてやりたかった。


なのに俺は、数年前………


あみの家族を殺した…


日番谷「……ゔ………」

なんで…………

俺は、好きな奴を傷つけることしか出来ない?
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