マテ無
□揺れる心
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「私は貴女が誰が好きでも構わないけど…貴女が傷つかないのなら」
傷つくのはお姉様なのにどうして私のことなんて心配するんだろう?私の気持ちがわかってるならそれを責めればいいのに
「…私は傷ついたりなんかしませんよ、お姉様のことが大好きですから」
「なら、私はもうなにも言わないわ。私の気持ちと言葉だけ覚えておいて」
そう言ってお姉様は私の元を去っていった、私は目を瞑って蓉子様とお姉様のことを考え始めた。
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