□妖しの三姉妹A
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「確かセーラームーンの家は此処だった筈よ」

月野と書いた木の板を確認するとネヘレニアがビシッと人差し指で何処にでもありそうな一軒家を指差した

「…此処か、随分小さい所だな。本当にこんなところに奴は居るのか?」

ギャラクシアはどう見ても普通の一軒家を一目見ると納得いかないとネヘレニアを見る

「うーん、確か此処だったと思うけど。とりあえず居るか調べれば良いんじゃない?」

「それもそうだな」

と、三人は納得したように家のチャイムを

━押す事を知る筈もなく、扉を開けた

「これは何だ?開かないではないか」

不可解な顔でベリルが言う、それもそうである。東京一等地で扉を開けている家などある筈もない

「つまり、我等への宣戦布告というところだな。面白い受けてたとうではないか」

転生している為、その力は弱まり普通の人より力があったり霊力があるレベルなのだが三人が攻撃体制に入ると周りの鳥が飛び立つくらいの威力があった

「此れが邪魔なら壊せば良いんでしょ?せーの…っと」

ネヘレニアがありったけの力を籠めて扉を叩く、勿論扉は開くことは無かった。とはいえ、凹んでいるだけでも驚きだが。
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