カノシン
□思い、伝えてみましょうか
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〜カノside〜
『勝手に好きになった私が悪いの
だから何も求めないの
あなたの姿 あなたの仕草 あなたの声で
じゅうぶんで〜…』
僕は今、柄に合わないけども
ナンカイレンアイ、という
GUMIちゃんの曲聴いてます〜
良い曲だなぁもう、ほんとに
僕の隣にいるシンタロー君。
僕と同じで携帯にイヤホンぶっさして←
何聞いてるのかな
横目でちら、と画面に表示されている
曲名を見る。
「えっ」
僕が漏らした声にシンタロー君が「ん?どうした?」と聞き返す
「いやなんでもないよ」
といい会話を終える
だって聞いてた曲がっ
夜咄ディセイブっっっ
もう感激して泣いちゃうよ?
それも嘘?
いやいや本心過ぎてもうやばい
崩れそうな脳がシンタロー君で満ち満ちていく
おーまいだーてぃー!((静まりましょう
んんっ…
「シンタロー君何聞いてるの?」
「んー…ロスタイムメモリー…?」
「そこなんで疑問形なのかはほっといてあげるよ。スマホには夜咄ディセイブって表示されてるけど…気のせいかなぁ?」
「っ」
わぁっ真っ赤だ!
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い((ぐふっ
「僕の持ち歌だねっ!好きなの?」
自分でもわかるくらい
ニヤニヤして聞く
「べっつにっ!たまたま流れただけだしっ?!」
「ふぅ〜ん」
「なっなんだよ!ニヤニヤしてきもちわりぃ」
「ひどいなぁw」
僕はシンタロー君からイヤホンを奪い取り一緒に聴く。
なっなっ…と言葉にならないシンタロー君が可愛すぎて
抱きしめた
「苦しい!バカノ!」
「離さないよぉーだ」
「バーカーノッ!」
ベチンッ
「ったいなぁww」
攻撃をくらった。
ダメージ0
ぜっ0ww
「なんか実況みたいなのひどくねぇか?!何、そんな俺攻撃力ねぇの?!」
「ないね。」
「うっ」
〜♪
「あ、6時のチャイムだ
帰ろっか」
「…おう。イヤホン外してくんね?引っ張られて動けないんだけど」
「いいじゃーん僕ら、現役ラブラブカップルです!てきな?」
「アホかお前!」
「割と本気なんだけど…」
「えっ」
シンタロー君は鈍k…けほん。
にぶいから読み込みが遅いなぁ…
頭いいって疑っちゃうよw
「…ホモかお前」
「Σ(゚д゚;)」
「やーいほもぉー」
「し、シンタロー君やめて(泣)」
「…」
からかってきたシンタロー君が
急に赤くなってしたを向いた
期待しちゃっていいのかい?
「嘘。ごめん、俺、カノが好k「シンタローさんっ」あ、セト何」
「セトォォォォオオオオッ!!」
なんてことしてくれるんだ!
今シンタロー君好きっていいかけたよね?!
言ったよね?!
馬鹿野郎ううううううううっ!!!
後で殴る マジ殴る
「セト馬鹿ぁぁぁぁあっ」
「?」