カノシン

□よわっちぃ
1ページ/3ページ

〜カノside〜


べしんっ

「へぶっ」

ばしっ

「うぅっ」


...とりあえず状況をつかもう。
えっと?今は体育の時間。
バレーしてる。
バレーだからボール使う。
そのボールが10発くらいシンタロー君に当たってる、と
みるかぎりそんなかんじ

ばしんっ

「あうっ」

「え、ちょ、シンタロー君?!」

今思いっきり顔面直撃したよ?!ボールが!

「おい如月!」

「ちょ、マジでか?!如月っ」

周りの男子も慌てて声をかける

「痛い...」

と言って、くったりきぜつ。

「うわぁぁぁあ!先生!シンタ...如月君が倒れました!」

「鹿野、落ち着けとりあえず運ぼう」

「は、はい!」

「おーい!瀬戸!」

「はいっす!」

先生が同じクラスのセト?だっけ
に話しかけて、運ばせる

...え、どこにって?そりゃ保健室。

運動神経抜群で有名のあの瀬戸

先生はそんでシンタロー君を瀬戸に頼んだのか...納得

あれ、僕現実逃避みたいなことになってるよ
現実を見よう。

「なぁ、如月ってさ、かわいくね?」

...は
如月ってシンタロー君でしょ?

「あ、それ思ったわ。すぐ倒れるとこ...体力のなさが可愛いやばい」

「だっよなー!」

シンタロー君モテるってほんとなのね
...男子に。

「あの細い体抱きしめたい」

「俺は如月を犯し●い」

ガタッ

「ちょ、何言ってんのさ!!」

「な、なんだ?!鹿野どうした?!」

「シンタロー君は僕んだよ!」

「はぁ?!」

フンッと鼻を鳴らしてドヤ顔

...あれ、これって
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ