小説

□4章
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最前線「頼む!誰か仇討ちを!」
叫ぶような泣くような声が響き渡る。
叫んでいるのは先日、オレンジギルド、タイタンズハンドに自分以外のメンバーが殺されてしまった男だった。
うーん、やってもいいんだけどかずいるしなー…まあいっか☆
「和人ー」
「なんだよ」
「僕あの人の依頼うけていい?寧ろうけたいW」
「え、いいけど、珍しいな、まど姉が仇討ちなんて…」
「まあ運営だから償いだよ。」
なんてね…
運営じゃなく開発者として責任とらせてよ。
「じゃあ俺も一緒に行っていいか?」
おやま
かずのくせに珍しい!
「おい いま失礼なこと考えただろ!」
「え いや別に、
まあいいけど、」
「じゃあ早く言いに行こうぜ!」
「はいはい」





35層
「!」
モンスターと女の子の声!?
「?どうしたまど姉?」
「いや……かず、先いってろ。」
「?!おい!どこいくんだよ!」
先程まで僕らは目撃情報をたよりにタイタンズハンドのリーダーを探していた。一回見つけたものの、見失ってしまい、今日は日が暮れて来たのでもうホームに帰る所だった。




「っ!いた!」
「グルアアアア!!」
うるせえなこのモンスター
「邪魔だから消えろ」
三体一気にぶちまかした。茅場ざまあW
やっとかずも追い付いてきた。モンスターが他にもそばにいたらしい。
「大丈夫?」
「ピナ…ピナが…!」
「貴女、ビーストテイマーだったのか…」「すまない、君の友達、助けられなくて…」
「いえ ありがとうございます。助けてくれて。」
「ねえその羽、アイテム名あるか?」「…っ!」あったか、良かった。
「47層に使い魔蘇生用のアイテムがあるフィールドダンジョンがある。ピナの心が残っているなら蘇生の可能性があるよ」
かずがそういうと女の子は一瞬明るくなったがすぐ暗くなった。
「47層…」
「…実費だけもらえれば、俺達が行ってもいいんだけど…」
「使い魔の主人が行かないと花が咲かないらしんだよね…」
「いえ情報だけでもありがたいです。いつかつよくなって「蘇生が可能なのは死んでから3日以内だ。」…そんな」
うーん、かず助けたそうだし、ああするしかないか…
「僕らが一緒にいくよ。あとこの装備あげるね。」
「え これって…」
「4〜5くらい底上げできるよ」
使っていなかった装備を差し出した。
「ありがとうございます!こんなんじゃ足りないかもですけど…」
えまっていいよあげるからWてかいい子だなこの子!
「いや大丈夫だよ。気にしないで貰って!」
「あの
お二人共、どうしてこんなに親切にしてくれるんですか?」
おやおや
「…笑わないって約束するなら…言う。」
わあ。恥ずかしがって、かずらしいな
「笑いません」
「その…君が…妹に…似てるから…」
そうきたか
「…ふふ!」
「なっ 笑わないっていったのに!///」
「いやごめんなさい。つい」
照れてるの可愛い(#/∀\#)女の子のほうも中々やるな…!
「まあ取り敢えず、街まで一緒に帰ろう。」
「はい!」「ああ」
帰り道、自己紹介したりシーちゃんが絡まれたりしたけど、無事、宿までついた。今日は僕らもここに泊まる。
「ここのチーズケーキ、結構いけるんですよ♪」
「おお!」
チーズケーキ!
「あーらシリカじゃなーい、無事森を出られたようね。」
うわー化粧濃いババア(笑)だなー
「なんのようですか…」
「やーね 心配して見に来てあげたんじゃない。あらあのとかげは、まさか…」
「ピナは死にました。でも必ず生き返らせます!」
「じゃあ思い出の丘にいくのね
あんたのレベルでできる…「できるさ」」
「そこまで難易度は高くない、俺達も一緒にいくしな」
「へえ でもあんたたちあんま強そうじゃ「かず、シーちゃん。こんな化粧マニアなんてほっといていこ♪」……おいお前!」
知らない知らない♪僕はなんもしらない♪
「早くいこー♪」
「お、おう?」 「は い?」
こうしてスルーして僕らは宿に入ったのだった。
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