短いおはなし
□T 67
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『はーい、着いたよー!』
ガチャ
『ただいまー!って誰もいないけど(笑)』
67「おかえり」
『って、後ろから言わないでよー!(笑)』
67「ごめんごめん(笑)おじゃまします」
『はーい!どうぞ!』
67「案外キレイな部屋だね。愛の事だから汚いと思ってた。」
ギクッ!
『そ、そんなことないよー!み、見た目によらずキレイにするんだよー!(うわー図星をつかないでよー!)』
67「そうなんだー(あの顔は絶対に図星だ。愛って自分では隠しているつもりでも結構顔に出てるんだよなー。本人は全く気づいてないけど...まぁそこがかわいいんだけどね...)」
『ん?優どうかした?』
67「いいや、別に」
『コタツに入ってて!多分あともう少しで暖かくなるから!』
67「うん、わかった」
『ココアとココアとココアどれがいい?』
67「それ、選択肢なくない?(笑)」
『うん、ない(笑)面倒だからココアでいい?』
67「いいよ」
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67「はぁー暖かくなってきたー」
『はーい、ココアだよー!』
67「うん、ありがと」
『あぁー!コタツ気持ちー!落ち着くわ〜!』
67「おじさんみたいだよ、愛」
『そう?そんなことないってば!みんな言うんですー!』
67「はいはい(笑)」
『ココア美味しー!もう、満足!』
67「愛、本当に満足なの?」
『へっ?』
67「だから、今本当に満足してるの?」
『ど、どうして?』
ドサッ
『うわっ!ちょっと、何で押し倒して...』
67「だから、まだ俺が何もしていないのに満足してるの?」
『何、どうしたの?』
67「……多分嫉妬してる。しかも物なんかに…でも、教えて。本当に俺が何もしなくても満足してるの?」
『……するわけないじゃん…だって、私は優しか好きじゃないもん』
67「愛…」
チュッ
『ひゃっ!』
67「ごめん、愛。こんな下らないことで嫉妬しちゃったりする男で。でも、愛が好きだから他の人に渡したくないから……」
『大丈夫だよ。私は優の物だから。』
67「愛…」
チュッ
67「ずっと傍にいようね」
あとがき
なんじゃこらー!こんなの優君じゃない!
どいうか、完全誰得の作品です(笑)