しょーと
□暖かい日々
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「唯、起きて」
「んー…、、、やー…」
カーテンを勢いよく開けられ、まぶしい陽のひかりがまぶた越しに感じられた。
「起きないと、ちゅーするよ」
「…」
「唯、」
「…起きないから、ちゅーして?」
ベットにかけて俺の頭を撫でる新の手が止まる。
…ワガママ、だよねー…。
「…新、ごめっ…!!」
目を開けて、謝ろうとしたら謝罪の言葉は、新の唇に塞がれて言葉にならなかった。
「んっ…ふぅ、、、」
くちゅくちゅと、生々しい音が寝室に響く。
抱き起こされて、キスを続けられてももう力が入らず、新のシャツにしがみつく。