私の周りは馬鹿ばかり。
□敵わない
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―岳side―
アイツが何となく妹みたいな感じでそー言う意味で可愛くて、放って置けなくてつい意地悪をしてしまう…
「俺もガキだな…」
ボーッと缶コーヒーを飲みながら歩いていると、前から噂をすれば…
―ぼふっ
『ぅわぷっ!!』
下を向いてとぼとぼ歩いている姿が可愛らしい。
『いたた…すみま…っ!!?』
ギョッと驚いた顔で見上げてくる姿が堪らなく可愛くて…
「ちゃんと前向いて歩けよ?」
優しく言うと(←顔ニヤニヤしながら)
『あっ…坂嶋…先生っ…///』(←岳ビジョン。決して未来は照れていない。岳が現れすぎてビビってるだけ。)
「(可愛いな…)あっ!中嶋!お礼、まだ貰って無いんだけど?」
忘れてたぜ!お前なら、お礼あるよな?な?
突然、中嶋は下を向いた。
「(まさか…?!無いって言うのか?!)」
そしたらまた突然、パッと上を向いて
『今丁度、先生の所へお伺いするところでした!』
「―っ!!?……」
―先生の所へお伺いするところでした!
お伺いするところでした!
するところでした!
ところでした!…
「(えっ、笑顔で…先生の所へお伺いするところでしたぁあぁ?!)」
えっ、何っ?!マジ可愛いんですけど?!(←キャラ崩壊(^q^))