彼と私の航海日誌
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朝目が覚めていつものようにゲストルームへと向かう。
開けた扉の先には当たり前だけどマルコさんの姿はどこにもなくて、ガラン、とした部屋に小さく苦笑を漏らした私はゲストルームの扉を閉めるとキッチンへと向かった。
ご飯を食べて身支度を整えカバンを手にイスから立ち上がる。
「いってき………あぁ、そうか……」
リビングを振り返り行ってきます、と声をかけようとしてふと気付く。
もう、彼はココにいないんだ。と
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