そして君に恋をする
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お昼休み、裕次郎と一緒にテニスでもしようかなぁなんて思いテニスバッグを手に取る。
そして隣を見ると爆睡している裕次郎の姿。
そう言えばあの地区大会以来、練習量を増やしてかなり遅くまで頑張っているんだったな……。
そう思うと起こすのも気が引けて仕方なく永四郎の席を見る。
が、ちょうど永四郎は教室を出て行くようで誘う暇もなかった。
私は仕方なくテニスバッグを肩にかけ一人教室をあとにした。
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